鳥居醤油店は、七尾市内にある一本杉通りに位置しています。
一本杉通り振興会というグループで、一本杉通りを盛り上げようと様々な取り組みを行っております。
語り部処
一本杉通りでは、「ふれあい観光 語り部処」がおすすめです。
通りに点在する語り部処を訪れ、主人、女将、従業員、おばあちゃん目線での語りを聞き、楽しんで頂くことが出来ます。
語り部処で、一本杉通りの魅力や歴史、暮らしを満喫してもらうことが出来、普通の観光ではなかなか味わえない体験が出来るのが何よりの特徴です。 当店でも、お時間がある時には語り部処を行っております。 国登録有形文化財に指定されている当店の建物や歴史についてや、醤油の製造工程について等をお話させて頂いております。
花嫁のれんの街
「花嫁のれん」は、幕末から明治にかけて加賀藩の領地である加賀・能登・越中に見られる庶民の風習です。花嫁のれんの色や柄には時代ごとに流行り廃りがあり、麻や綿のものも見られますが、多くは絹で加賀友禅の手法が用いられています。
大切に各家で保管されていた「花嫁のれん」の美と婚礼文化を伝えようと、一本杉通りで十数年前からゴールデンウィークをはさんで2週間程、各店舗や民家での展示を始めました。
今では市内外から集まり、期間中百数十枚もの花嫁のれんが飾られ、4月29日には花嫁道中も行われています。
また、平成23年には通りの空きスペースを活用して「花嫁のれん」の常設展示場を開設。花嫁のれんをかけて婚礼の空間を再現しています。平成28年4月には「花嫁のれん館」が完成予定です。
一本杉通りの国登録有形文化財
一本杉通りには5件の国登録有形文化財に指定された建物があります。
それぞれの時代の面影を残す貴重な建物が今現在も商店や住まいとして活躍しています。
当店もその一つであり、明治38年の七尾大火の後、明治41年に再建された土蔵造りの建物です。